




*Antique postcard 夢みる時は短くて P062
¥6,500 税込
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1900年代初頭頃ドイツのアンティークポストカードです。
1800年代後半~1900年代初頭にかけてヨーロッパで大ブームとなったポストカード。
少女、美しい女性、子どもたち、自由な発想で描かれた多種多様なイラストレーションなどビジュアルを気軽に送り合える斬新さからポストカードは人々の間で日ごろの些細なメッセージからクリスマスやイースターなど四季のお祝いや誕生日のお祝い、近況報告など熱狂的に送り合われました。
当時の風俗をそのままに伝える1枚1枚が手焼きのリアルフォトの美しさや石版印刷によるイラストレーションの自由且つ豊かな発想力は未だに世界中のコレクターを魅了してやみません。
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ビスクドールとおしゃべりをする少女のアンティークポストカード。
黒の背景に少女の白いフリルのドレスとドールの白いドレスが浮かび上がり、120年前のかつての美しい時代が幻影のようにお手元で蘇ります。
ふっくらとした幼い少女特有のやわらかな頬と丸みを帯びた手がまるで少女自身もドールであるかのような錯覚さえ覚えます。
ドールの手を取り、ドールを見つめる真剣な眼差しは玩具への眼差しではなく、ひとりのお友達に向ける眼差しそのものです。
少女が向ける眼差しはお人形からやがて同年齢のお友達へ、年頃には憧れの異性へ、そして恋人、やがて夫へ、そして自分の子どもたちへ……と時を経るごとに変化していったことでしょう。
人生の中で少女がお人形に向ける眼差しは幼少期のごく限られたひとときの時間。
話し相手だったお人形はいつしか忘れ去られ、同年齢の少女たちとの会話に花が咲き、
いつしか人形が話相手だったことさえも忘れてしまうものかもしれません。
純真無垢にして残酷な少女という生き物の最も近しい自己投影にして、他者とのコミュニケーション形成を育む上で時代と共に形質や表現こそ変化しながらも、小さき人たちの”最初のお相手”として生きる人形という存在。
真剣な眼差しで人形を見つめる写真の中の少女を見つめていると、どの時代においても少女たちが手を繋いではいつしかあっさりと手放していった沢山の人形たちに記憶されたひとときの幸福と微かな悲哀を想わされます。
写真の中の少女とお人形は120年を経た今もなお、あの頃の”おともだち”であった時のまま変わらぬ時を永遠に過ごしています。
少女と人形の写真に魅了されるのは人形が少女自身の投影であり、少女自身もまた人形の分身であるからでしょうか。
そして少女たちはいつしか軽々と人形の手を離し、人形だけが愛された記憶を遺したまま時代の波の狭間に取り残されてしまうという少女という生き物特有の微かな残酷さに魅せられるからでしょうか。
アンティーク愛好家の皆さまそれぞれのお答えが胸の裡にてありますものと存じます。
◆状態◆
ドイツ消印
リアルフォト マット モノクローム 使用済み
サイズ:約14cm×9cm
◆購入の際の注意点◆
・こちらのポストカードは100年以上経過した主に使用済みポストカードとなります。
アンティークにご理解がある方のみご購入ください。
・100年以上経過している品となりますので、スレ・キズ・破れ・シミ・汚れなどはもちろんございます。
・実物の色味に近いように撮影しておりますが、PC・スマホ・タブレット等各種閲覧環境やモニターの色味によって若干見え方が変わる場合がございます。
・他所でも販売しておりますので既に販売済みの場合はご容赦ください。
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